和室にベッドを置いて、洋風の寝室に変えたいと思ったことはありませんか?
でも、和室にベッドを置くと、畳がへこんだり傷ついたりする可能性があります。また、和室とベッドの雰囲気が合わないという問題もありますよね。
そこで、この記事では、畳にベッドを置く方法と、和室を洋風の寝室に変える時の注意点について紹介してみようと思います。
畳にベッドを置きたい人は、ぜひ参考にしてください
畳をベッドで傷つけない対策
畳にベッドを置くときには、畳をベッドで傷つけない対策をすることが大切です。具体的には、以下のような方法があります。
保護マットやカーペットを敷く
畳の上に保護マットやカーペットを敷くことで、ベッドの重みや摩擦による畳のへこみや傷を軽減することができます。
保護マットやカーペットは、ベッドのサイズよりも少し大きめに選ぶと、畳の端までカバーできます。
また、保護マットやカーペットの色や柄を和室に合わせると、部屋の雰囲気も良くなりますよ。
接地面の広いベッドフレームを選ぶ
ベッドの脚やフレームが畳に食い込むのを防ぐには、接地面の広いベッドフレームを選ぶことがおすすめです。
接地面が広いと、ベッドの重みが分散されて、畳にかかる圧力が軽減されます。
例えば、ボックスタイプやローベッドなどのベッドフレームは、接地面が広くて安定感があります。また、脚のないベッドフレームも、畳に食い込む心配がありません。
和室に合うベッド選びのポイント
畳にベッドを置くときには、畳を傷つけない対策だけでなく、和室に合うベッド選びも重要です。
和室とベッドの雰囲気が合わないと、部屋の印象が悪くなります。和室に合うベッド選びのポイントは、以下のようなものがあります。
ベッドの色
ベッドの色は、和室の色と調和するものを選ぶ。
例えば、白や茶色などの落ち着いた色は、和室に馴染みやすいです。
ベッドの素材
和室の素材と合わせるか、対照的なものを選ぶ。
例えば、木製や籐製のベッドは、和室の自然な雰囲気と相性が良いです。逆に、金属やプラスチックのベッドは、和室とのコントラストが強くて目を引きます。
ベッドのデザイン
ベッドのデザインは、和室のデザインとバランスを取る。
例えば、和室がシンプルなデザインなら、ベッドもシンプルなデザインにすると、すっきりとした印象になります。
和室が華やかなデザインなら、ベッドも華やかなデザインにすると、豪華な印象になります。
畳の湿気・カビ対策も忘れずに
畳を傷めないように、「保護マットやカーペットを敷く」という対策をお伝えしましたが、この対策には注意点があります。
それは、畳に湿気がこもりやすくなるということです。
一般的な畳の素材となっている「い草」は湿気がこもるとカビやダニが発生しやすくなります。
介護などの事情で、急遽、和室にベッドを入れる必要がある方もいると思います。
そんな場合にも湿度の調整はおすすめします。換気に気を付けて、こまめに掃除をすることをおすすめします。
空気中の湿気が60%以上、室温20〜30℃のときにカビは発生しやすいですよ
畳にマットレスの直置きはダメ?
畳に傷めないように、「ベッドのマットレスを直置きしたい」という方もいるかもしれませんよね?
ですが、ベッドのマットレスの直置きも、畳とマットレスの両方に湿気がこもるのでおすすめできません。。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますから、その汗が湿気になってマットレスと畳に影響してしまいます。
ベッド用のマットレスは重いので、直置きすると動かして頻繁に日に当てるというわけにもいきませんよね?
そんな意味もあって、できれば避けたほうがいいように思います。
和室を洋風の寝室に変える時には、湿気対策が必須ですね!
この記事のまとめ
この記事では、畳にベッドを置く方法と、和室を洋風の寝室に変える時の注意点について紹介しました。
畳にベッドを置くときには、畳のへこみや傷に注意することと、畳をベッドで傷つけない対策をすることが大切です。また、和室に合うベッド選びも重要です。
和室にベッドを置くと、部屋の雰囲気がガラリと変わります。和室とベッドの組み合わせで、あなたの理想の寝室を作ってみてくださいね。