和室を現代風にアレンジしたり、洋風のテイストに合わせたりするときに活躍するのがカラー畳です。
では、カラー畳とはどんなものなのでしょうか?
この記事では、カラー畳の素材や種類、どんな人におすすめかを紹介します。
カラー畳とは?
カラー畳は、畳表と呼ばれる畳の表面の素材に色や柄を付けている畳です。
畳表は、伝統的には「い草」という植物の茎を織り込んだものですが、カラー畳ではそれ以外の素材も使われています。
カラー畳の素材
カラー畳の畳表で使われる素材には以下のような素材があります。
い草
い草は、畳に使われる伝統的な天然素材です。そんない草のカラー畳は、自然な風合いや香りが楽しめるという一方で、色落ちや色あせが起こりやすいというデメリットがあります。
ポリプロピレン
ポリプロピレンは、合成樹脂の一種です。
ポリプロピレンのカラー畳は、色や柄のバリエーションが豊富で、耐久性や耐水性が高いというメリットがあります。
ポリプロピレンのカラー畳は、い草に比べて安価で、掃除もしやすいというメリットがありますが、一方で、自然な風合いや香りがないというデメリットがあります。
和紙
和紙のカラー畳は、カラーバリエーションはポリプロピレンに似ていますが、より自然な風合いや香りがあります。和紙のカラー畳は、色や柄のバリエーションが豊富で、耐久性や耐水性が高いですが、ポリプロピレンに比べてやや高価で、掃除がしにくいというデメリットがあります。
カラー畳のならでは畳の種類
カラー畳には、畳表の素材だけでなく、畳の形やサイズもさまざまな種類があります。カラー畳の種類には、以下のようなものがあります。
縁ありカラー畳
縁ありカラー畳は、畳の周囲に縁と呼ばれる布を付けたカラー畳です。縁ありカラー畳は、一般的な畳と同じ形やサイズで、和室の雰囲気を残しつつ、色や柄でアクセントをつけることができます。
縁ありカラー畳は、縁の色や柄を畳表と合わせたり、コントラストをつけたりすることで、さまざまな表情を楽しめます。
縁なしカラー畳
縁なしカラー畳は、畳の周囲に縁を付けないカラー畳です。
縁なしカラー畳は、一般的な畳よりも薄くて軽く、カーペットのように敷くことができます。縁なしカラー畳は、和室だけでなく、洋室やリビングなどにも使えます。縁なしカラー畳は、色や柄で部屋の雰囲気を変えることができます。
縁なしカラー畳の半畳タイプ
縁なしカラー畳の半畳タイプは、縁なしカラー畳の半分のサイズのカラー畳です。
縁なしカラー畳の半畳タイプは、ジグザグに敷いたり、パズルのように組み合わせたりすることができます。縁なしカラー畳の半畳タイプは、色や柄でオリジナルなデザインを作ることができます。
カラー畳はこんな人におすすめ
カラー畳は、和室をおしゃれにしたい人や、部屋の雰囲気を変えたい人におすすめです。
カラー畳は、色や柄で自分の好みやイメージに合わせることができます。カラー畳は、畳の素材や種類によって、メリットやデメリットがありますので、自分のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切です。
この記事のまとめ
カラー畳とは、色や柄が豊富な畳のことです。カラー畳は、畳表の素材や畳の形やサイズによって、さまざまな種類があります。
カラー畳を使えば、和室をおしゃれにアレンジすることができます。カラー畳は、自分の好みやイメージに合わせて選ぶことができますが、メリットやデメリットも考慮することが必要です。カラー畳は、和室をおしゃれにしたくてカラー畳を調べている人におすすめです。